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気まぐれで、日記ってものを書くことにした。 いつかヒトの子に聞いた、人間の習慣ってやつらしい。 その日にあった印象的な出来事とかを、書き残しておくんだそうだ。 ボクの長い生において、一日なんて単位は無いに等しい。 けれど、ちょっと惰眠を貪っている間に会えなくなったその子は たくさんの日記を遺していたから。真似をしてみようと思ったんだ。 ……ボクは今、辺鄙な島にいる。 ここでは狭い土地に、数多の生命たちがひしめき合っていて 彼らは実に多種多様な特徴を持っている。 全くもって不自然で異様な光景だが、原因は恐らく、あの大樹。 大樹の根から流れ出て島を巡る膨大な生命力が、この光景を形作っている。 自然の理に反した、過ぎたる力みたいだけど…… なんだか面白そうだから、ボクはこの島にしばらく滞在することにした! さて。気まぐれ日記の1日目は、このあたりにしておこう。 気が向いたら、また書くかも。 次は、何百年後になるかな。

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